岡場駅近く、神戸市北区の西尾歯科クリニック

小さな衰えが、心身機能の衰えに発展します

オーラルフレイルとは、一言でいえば「口の機能の衰え」です。
年齢を重ねていくと「口の機能の衰え」から、次第に食べる機能の障害始まり、さらには、心身の機能低下にまで広がってきます。
この「負の連鎖」により、心身の活力(筋力、認知機能、社会とのつながり等)も低下していきます。

「負の連鎖」により「口の機能の低下」から「心身の機能」の低下へ

• 食事中にむせる・食べこぼす

  

• 食欲がない

  

• 柔らかい食べ物を好む

  

• 活舌が悪い

  

• 口の渇きや口臭が気になる

  

• 自分の歯が少なく咀嚼力が弱い

  

かかりつけの⻭科医師と食事が重要

ぜひかかりつけの歯科医院を持つようにしましょう。定期的な治療を続けていき、メインテナンスを行うことで、口腔機能の衰えの兆候が見つかった際にも早急に対処できます。

また、患者様自身も口のささいな衰えを見過ごさないようにしましょう。具体的には「食事の際にむせたり食べこぼすことが多くなる」や、「食事をするのが億劫になる」「口の中が乾きやすくなる」などです。ご自身で、口内の違和感を感じた際には、かかりつけの歯科医師に速やかにご相談下さい。

日常生活のなかでは、幅広い食事メニューを取り入れることが重要です。炭水化物、たんぱく質、脂肪、ビタミン、ミネラルといった栄養素をバランスよく摂取していただくことが大切です。特にたんぱく質を多く含む食品をとることで、筋肉量がキープできてオーラルフレイル予防に結びつきます。