定期歯科検診とは

画像:小児歯科

子供から大人まで、年齢関係なく歯とは一生のお付き合いです。
この先もずっと健康な口内環境を保っていかれるためにも、定期的なメンテナンスは大変重要です。当院では、口内のあらゆるトラブルの予防を目的として、定期的な歯科健診をお勧めしています。

1ヶ月~3ヶ月に1回のペースで行っています。4ヶ月以上間隔の検診は、検査中心の従来の早期発見・早期治療のための検診と考えています。定期検診を行って頂くことで、小さなお子様であれば、むし歯が1本もないお口の環境をつくることが可能ですし、成人の場合は、治療した部分の再発予防、新たなむし歯、歯周病の進行、口臭、歯の汚れを防ぐことができます。

また、噛む能力が落ちてくると、口の中にある細菌が食べ物や唾液と一緒になって、間違って胃じゃなくて気管支や肺に入ってしまう、いわゆる誤嚥(ごえん)や嚥下(えんげ)障害が起こって、呼吸器系の病気になりやすくなります。

老人の肺炎の70%は、この誤嚥性肺炎が原因といわれています。一生お口の健康を保つことは非常に大切です。ですが残念ながら、毎日きちんと歯磨きをしているつもりでも、むし歯の原因となるバイオフィルムやお茶・コーヒー・タバコなどの汚れを完全には落とすことはできません。正しいケアに加え、定期的なプロのチェックがあなたの将来の口腔環境を守り、健康な歯を育てるのです。

歯の本数と医療費の関係

画像:歯の本数と医療費の関係

歯の本数で医療費に差があるって本当!?

兵庫県歯科医師会では、70歳以上の高齢者を対象に「歯の本数」と「歯科以外の医療機関受診状況」との関係について調査を行いました。

歯の本数が20本以上あった人に対して0本の人の年間医療費は、男性で約14万円、女性で約9万5千円高かったことがわかりました。
また、歯の本数が少ない人では、糖尿病、脳梗塞、がんなどの病気が多いこともわかりました。お口の健康を守ることは健康寿命の延伸につながります。定期検診を受けて、私たちが患者さまの健康を支える手助けをさせてください。

当院で推奨する予防歯科とは

画像:乳歯の特徴

スケーリング

磨き残しなどがあると歯石の原因となる最近の歯垢(プラーク)が発生します。歯垢(プラーク)は、時間とともに唾液中のミネラル成分と結びつき歯石へと変化します。歯石ができてしまうと、より歯垢(プラーク)が付着しやすくなります。

歯石は普段の歯磨きでは取り除くことができないため、歯科医院でのケアが必要になります。当クリニックではスケーリングと呼ばれる方法で歯石を取り除いていきます。 「スケーラー」と呼ばれる先端が尖っている器具を用いて、徹底的に各部位の歯石を掻き出していきます。歯石は一度取り除いてもすぐに再形成します。

ぜひ3ヶ月~6ヶ月に一回はスケーリングを受けて、細菌の少ない口腔環境を維持しましょう。

画像:乳歯の特徴

定期的なお口のクリーニング(PMTC)

毎日きちんと歯磨きをしているつもりでも、元の歯の色以上に歯を白くすることはできません。むし歯の原因となるバイオフィルムやお茶・コーヒー・タバコなどの汚れなど、普段の歯磨きでは除去できない汚れをとり、爽快感を味わうことができます。また、むし歯や歯周病の予防にもつながり、そういった点でも歯のクリーニング(PMTC)を常日頃から心掛けることが、良好な口内環境を保つためには大切です。

爽快感を得られ、且つむし歯や歯周病を予防できるプロによる歯のクリーニング(PMTC)を一度体験してみてはいかがでしょうか。

画像:乳歯の特徴

ブラッシング指導

当クリニックでは、口内の検査を行ったうえで、お口の現状や将来おこりうるリスク等をお伝えします。そのうえで歯科衛生士が患者様に合わせたブラッシング方法や歯ブラシの選び方をアドバイスさせて頂きます。

歯垢(プラーク)の付着具合、むし歯のリスク等をもとにブラッシング指導を行いますので、より効果的なブラッシングの方法を身に着けていただけます。

定期検診に行きましょう

画像:定期検診に行きましょう

むし⻭菌は乳幼児期に保育者からお子様へ感染します

定期的に健診を受けると、最初に受けた年齢が低いほどむし歯になる確率が少ない」というデーターがあります。
13歳になったときの比較では、7~8歳を越えて健診を始めた人はそれ以前で始めた 人より、2倍くらいのむし歯ができています。

こうしてみると小さい時からの予防がいかに大切かということがわかると思います。
むし歯や歯周病の予防を十分にして、早くから歯を削ったり抜いたりするような治療を受けないですむようにする事が大切です。

ご家庭での歯みがき習慣などのケアはもちろんですが、半年に一度は歯科医院で歯科健診を受けられることをおすすめします。そうすることによって痛む前に完治し、噛む力を確保できると同時に完治した乳歯が永久歯を正しい位置へと誘導してくれます。

画像:定期歯科検診

※一つでも当てはまる方は、ぜひ一度ご相談ください

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